ワークショップ

2018年度第2回企画委員会 ワークショップ
教育の海外展開に関する国際シンポジウム

 日本教育メディア学会企画委員会では,教育メディア研究の国際的な広がりを目指し,「教育メディア研究の海外展開〜生起する「摩擦」に着目して〜」と題した国際シンポジウムを2019年1月12日に関西大学梅田キャンパスにて開催いたします.
本シンポジウムのキーワードは「海外展開」と「摩擦」です.日本の教育メディア研究に関する知見を海外のフィールドにて共有し,分かち合い,貢献しようとする際,どのようなことに気をつけなければならないのでしょうか.シンポジウムでは,それらの際に生じるトラブル等を「摩擦」として捉え,ミャンマー,フィリピン,カンボジアにおける具体的な事例をもとに議論をします.

■テーマ
教育メディア研究の海外展開〜生起する「摩擦」に着目して〜

■開催日・場所
2019年1月12日(土) 12:30受付開始
関西大学梅田キャンパス http://www.kansai-u.ac.jp/umeda/access/

■趣旨
本シンポジウムの目的は,我が国において蓄積されてきた教育メディア研究の知見を海外で活用する際に生じる「摩擦(Friction)」を多様な観点から議論することです.近年,文部科学省が立ち上げたEdu-Portプロジェクトなど日本の教育知見を海外展開する活動が増加してきていますが,日本の教育知見を文化的背景の異なる国で活用する際には様々な問題が生じる可能性があると考えられます.本シンポジウムではそのような問題を「AとBの間で生じる摩擦」として捉え,その具体的な状況を事例に基づき共有するとともに,フロアーも交えたディスカッションを行います.

■パネリスト
・Dr.Thida Wai
(Lecturer at Methodology Department. Yangon University of Education)
・Mr. Nhem Saroeun
(English Teacher at Siem Reap Teacher Training College)
・Dr. Ferdinand Blancaflor Pitagan
(UNESCO Educational Consultant)

■趣旨タイムスケジュール(予定)
時間    内容
13:00  開会の挨拶
13:10  パネリスト1(カンボジア)発表 *通訳有り
13:40  質疑応答
13:50  パネリスト2(ミャンマー)発表 *通訳有り
14:20  質疑応答
14:30  休憩
14:45  パネリスト3(ミャンマー)発表 *通訳有り
15:15  質疑応答
15:35  フロアーも交えたディスカッション *通訳有り
15:55  閉会の挨拶

■問い合わせ・申込み
問い合わせ:jtokito★kwansei.ac.jp (関西学院大学・時任)
※★を@に変更してください。

■申し込み
以下のフォームから申し込みをお願いいたします。