教育メディアとしてアート手法を用いた研究や探究の実践に関するSIGです。Arts-Based Research (ABR)についての国内外の先行事例の輪読会を通じて基礎的な知識を深めるとともに、ABRやアートベースの実践を共有し、参加者間でディスカッションを行う場を提供します。また、ABRの体験型ワークショップを通じて、新たな方法論や表現手法を学び、実践に役立てる機会を創出します。これらに加え、全国大会や研究会では、最新の研究成果や事例を共有し、教育や研究におけるABRの可能性を共に探ります。ABRに興味のある研究者、教育者、実践者を対象に、多様な視点からABRを深めることを目的とした活動を展開していきます。
【Zoomリンク】
ミーティングID: 935 2714 2613
パスコード: 906257
▶︎活動内容
(1)アートベース・リサーチ・ハンドブックのオンライン輪読会
【日程と内容】 各週水曜日 20:00-21:00@オンライン
2024年11月 6日(第1回目)ABRハンドブック 第1章:アートベース・リサーチへの招待→終了
11月20日(第2回目)ABRハンドブック 第2章:芸術的探究の哲学的・実践的基礎→終了
12月 4日(第3回目)ABRハンドブック 第3章:生きる探究としてのアートグラフィー→終了
12月18日(第4回目)ABRハンドブック 第4章:社会科学におけるパフォーマティブな動き→終了
2025年1月15日 (第5回目)ABRハンドブック第6章:創造性と想像力
1月29日(第6回目)ABRハンドブック第8章:ナラティブによる探究
2月19日(第7回目) ABRハンドブック第9章:オートエスノグラフィーのアート
3月5日(第8回目)ABRハンドブック第10章:創造的ノンフィクション
3月19日 (第9回目)ABRハンドブック第11章:小説に基づく研究
※4月以降の予定は、後日ご案内いたします。
※参加の条件は、事前に文献を読んでくること、です。
パトリシア・リーヴィー(編著),岸磨貴子,川島裕子,荒川歩,三代純平(監訳) 『アートベース・リサーチ・ハンドブック』福村出版
(2)ABR研究会、セミナーなど
◯ABR研究会
日時:2025年12月未定
場所:明治大学中野キャンパス
対象:ABR実践者、研究者、学生、院生、高校生などABRに取り組む人たち
※詳細は決まり次第、ご案内します。
(3)ABR ワークショップ
ABR SIGは、2025年度から、国内研究会と連携してABRワークショップを行う予定です。
日時や場所については、国内研究会の情報も併せてご覧ください。
▶︎参考文献
パトリシア・リーヴィー(編著),岸磨貴子,川島裕子,荒川歩,三代純平(監訳) 『アートベース・リサーチ・ハンドブック』福村出版
▶︎研究発表その他
※ABRに関する本学会会員による研究発表について是非お知らせください。こちらのウェブにてアーカイブとして記録していきます。
岸 磨貴子, 川島 裕子, 郡司 厚太, 久保田 賢一(2024)大会報告 課題研究Ⅲ:「教育メディア研究におけるアートベース・リサーチの方向性」
—-
◆特定課題研究委員会(SIG)メンバー
委員長 岸磨貴子(明治大学)
委員 菅原弘一(宮城教育大学)/放送教育SIG代表
委員 後藤心平(広島経済大学)/メディア・リテラシーSIG代表
委員 川島裕子(関西大学)/アートベース・リサーチSIG代表