課題研究について

第27回日本教育メディア学会年次大会 課題研究の申し込み方法

課題研究への論文投稿は、下のテーマ一覧をご覧になり、発表したい課題研究を選び、7月31日までに「プロポーザル(要旨)」を提出ください。その後、課題研究での発表可否についてご連絡いたしますので、本文を執筆し、原稿提出締め切り日までにご提出ください。
各課題研究の発表時間の都合などで、一般研究での発表をお願いすることがございますので予めご了承ください。

◆プロポーザルの申し込み期間:2020年7月15日(水)~ 7月31日(金)

◆プロポーザル提出先:jaems.taikai2020★gmail.com
 (★を@に置き換えてください)

  • メールタイトルには、選択したテーマ「課題研究1~3」に続けて「プロポーザル」と記入してください。
  • 本文に所属・役職・氏名を必ずご記入ください。
  • 400字以内のプロポーザル(要旨)をメール本文または、添付ファイルとして添えてください。
  • 課題研究テーマごとに最大5件を予定しております。
  • 選考結果によっては一般発表に回っていただく場合がありますので予めご了承ください。
  • 採否通知は申込みいただいたアドレスに返信する予定です(ですので、受信できるアドレスからご送信ください)。

◆課題研究採択後の原稿提出締切 :2020年9月23日(水)
 発表原稿の作成・提出方法についてはこちらをご覧ください。

課題研究テーマ一覧

  • 課題研究 1「GIGA スクール時代の ICT 環境・開発・活用」
    コーディネータ:前田康裕(熊本大学)・中川一史(放送大学)
     国のGIGAスクール構想を受けて、児童生徒一人1台端末および高速大容量の通信ネットワークを一体的な整備が加速度的に進んでいます。多くの自治体、学校がこの環境下で整備や活用が進む中で、学習指導要領の全面実施、小学校プログラミング教育の必修化、学習者用デジタル教科書の法制化なども視野に入れ、活用や運用についての議論が進んでいます。環境整備や関連するソフトウェア・システムの開発、教育実践に関する発表を期待します。

  • 課題研究 2「コロナ禍における高等教育でのオンライン授業の実践と課題」
    コーディネータ:村上正行(大阪大学)・岩﨑千晶(関西大学)・渡辺雄貴(東京理科大学)・鄭仁星(国際基督教大学)
     新型コロナウイルス感染症(COVIC-19)への対策として、高等教育機関においても、さまざまな形でオンライン授業の取り組みが進んでいます。その取り組みを通して、オンライン授業のメリットやデメリット、問題点なども明らかになりつつあります。本課題研究では、大学などにおいて会員が取り組んできたオンライン授業の実践や支援の取り組みに関する研究発表を募集し、オンライン授業に関する知見について検討、共有することを目指します。

  • 課題研究3「メディア・リテラシーを育む学習環境の多様性と新展開」
    コーディネータ:宇治橋祐之(NHK 放送文化研究所)・佐藤和紀(信州大学)
     メディア・リテラシーを育む学習環境は、学校、放送局、博物館など、多様な立場のもとで提供されてきた。それぞれがデザインする学習環境において、目的としている学習の内容や方法はどのように異なるのだろうか。これまで、それらを相互に比較したり、関連付けて検討することはあまりなされてこなかった。しかしながら、複雑に変化し続けるメディア社会に対応できる「メディア・リテラシーの拡張」が求められる中で、それぞれの取り組みから学び合うことには意義がある。そこで、本課題研究では、学校、放送局、博物館など、ある立場のもとで発展してきた学習環境、とりわけそこでの新しい取り組みに関する研究発表を募集する。